大体定例の質問(志望動機など)を答えた後、製作実習の話になりました。
Ekiyaの面接記事風にいえば、僕は技術系の人なので、ここぞとばかりにアピールします
「ツールを作ったそうですが、プログラムではMFC等を使って作ったのですか?」
「いえ、WindowsAPIを1からうちました。」
僕はここが強み(Windowsの扱いがちゃんとわかっていることが)だと思って、張り切っていたのですが、実は…
「え?何でMFCを使わなかったのですか?」
この時、ドキッとしました
何故使わなかったといいますと、「MFCを使うといらないコードが混じって効率が悪い」という噂を聞いていたからです
それは
「タダの噂」であって、実際ちゃんと調べてから判断しなければならかったところなんです
僕はいい返答も思い浮かばず、そのまま答えてしまいました。
ついでに、MFCを使うとどういいのかも聞いてみました。
MFCではボタンなど子ウインドウをオブジェクト単位で利用できるので、とっても楽にプログラムができるそうです。
それに初めからある程度の設計がされているので、自分でやる時間を短縮できます。
設計だけでもかなり楽になりますね
ただし、子ウインドウのオブジェクトの中に書くコードには注意しないとごちゃごちゃになってしまうので気をつけなければいけないそうです
ちなみに、MFCの話をしましたが、やはり
C#が主流のようです
次に、
製作で工夫したところを聞かれました。
僕は自分の作ったライブラリに対してHTMLでリファレンスを作って、自分がいなくても仕様がわかるようにしたことをアピールしました
さすがに、ここまでやってる人はいないだろう
と結構自信があったのですが、やはりプロの方の意見は違います
「クロスリファレンスのツールを使わなかったの?」
ク、クロスリファレンス!?
な、なんだそれは!?Σ( ̄□ ̄;;
やっぱりわからないので、聞いてみました
クロスリファレンスのツールとは
ソースコードのコメントを解釈して、リファレンスを作成するもののことでした。
そのツールの代表的な物に
「Doxygen」というものがあります
一定の書式でコメントを書くことでそれを解釈して、MSDNのヘルプのようなリファレンスを作成してくれます
これも盲点でした
HTMLで作るのがめんどくさいなと思った時点で、ソースからリファレンスを作るものを調べておくべきだったのです。
ぶっちゃけていうと、HTMLで作るのは勉強にはなったのですが、
更新がえらくめんどくさかったです
一生懸命バグを直した後、HTMLと格闘するのはほんとつらかったです
今はDoxygenを使っているのですが、死ぬほど楽です
ソースの修正一緒にコメントを書き直すだけでいいので、かなり便利でオススメですよ
さて、次の質問。
「入社してどんなことがやりたいですか?」
僕はAIの勉強をしていたので、AIがやりたいこと、その時勉強していた事柄をアピールしました
結構厚めの本を読んでいたので、ちょっとすごいんじゃないかと思っていましたが、
「洋書や海外サイトで詳しく書いてあるものがあるのですが、何故それを読まないんですか?」
あうちっ!Σ( ̄□ ̄;;
もうこれは全然駄目でした。
そうなんです。
より良い技術を求めるならやはり海外のものを読むべきなのです
英語が読めなきゃ読めるようになればいいのです
翻訳サイトを使ってでも読めばいいのです
本当に英語の記事が読みたいのなら、それくらいは当然でしょうね
実際僕は海外の技術がわかるほど勉強できてなかったので、その旨が伝えられればよかったのですが、
うまくできませんでした
と、こんな風に僕にとっては波乱万丈の面接でした
完全に負け戦でしたが、ただでは負けません
得た新しい単語をメモして返って調べます
やっぱり、悔しいですし、プロオススメの情報です。
活用しないわけにはいきません
それで始めたのが以下2つです。
Doxygen(クロスリファレンス)
PhysX(物理エンジン:英語になれるため)
この二つについては追々紹介していこうと思います。
とりあえず、関連URLを紹介しておきますね
Doxygenを使ってみる
http://freepg.fc2web.com/tool/topic_doxygen_001.html
PhysX-FreeStyleWiki-
http://ft-lab.ne.jp/cgi-bin/wiki.cgi?page=PhysX
これを書いている間、あのときの記憶がどんどん蘇って来て、冷や汗が出てきたり、ガクガクブルブルしてきました
もうトラウマですw
ただ、マイナスが大きかった分得たものはとっても多かったと思います。
僕の場合、生島先生との面接特訓のおかげで、圧迫面接が普通の面接と同じように思えました。
言った内容について質問されるのは、普通の会話でも当然ですしね
面接の最中でも最近流行の技術とか聞いて見てもいいかもしれませんね
そこから話が膨らむこともあるかもしれませんよ?
それでは、忙しい中面接練習をして頂いた生島先生に感謝しつつ、この辺りで。
あでゅー
ノシ
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