さて、今日の当番は俺か・・・ってもうはかせが記事書いてくれてるじゃないか。
もう俺いらないんじゃないかな
そんなわけで、加藤(委員長)です。
みなさん、本は読んでますか?
プログラムの勉強のための書籍は言わずもがな、
小説だって、ただ「面白い」というだけじゃなく、実になるような読み方をしましょう。
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ゲームソフト分野の皆さんは、多かれ少なかれマンガ、小説(ライトノベル)が好きなのではないかと思います。
私も大好きです。
何故好きなのかと言えば、読んでて楽しい・面白いからですが、それだけで終わらせるのは非常にもったいないです。
クオリティの高い小説は、面接の対策にだってなります。
少なくとも、私の就活がうまくいった理由の一つは、小説を読んでいたからだと思っています。
もちろんそれだけではなく、先生方や就職課の方々の面接練習をはじめとするご支援あっての結果ですが、
もし私が全く本を読んでいなかったら、倍以上の苦労をしていたと思います。
そう思う大きな理由の一つが、
「しゃべり方、言葉の選び方を身につけることができた」ことです。
当然ですが、小説のキャラはよくしゃべります。
表現として言い淀んだりどもったりすることはありますが、
頭のいいキャラならはきはきと、要点だけを分かりやすく話してくれます。
また、ちゃんとした小説なら、
「なぜそのような説明をしたか」などの心情の描写が地の文で説明されます。
その考え方やしゃべり方を真似するだけで、「頭がよく見えるしゃべり方」修得完了です。
面白い、好きな小説であれば、ちょっとくらい内容が複雑であろうと、
読むことが苦になることはありません。
キャラにも愛着がわくでしょうから、一人ひとりのキャラを理解するのにも大した労力はかかりません。
「就活のための○○」のような本やサイトだけで勉強しようとするより、
遥かに「言葉づかい」への理解度は高まると思います。
これだけでは何なので、こうした観点から役立つと思われる小説を紹介しておきます。
私がオススメするのは「デルフィニア戦記」というシリーズです。
タイトル通り「戦記もの」で、国家間の争いが頻繁に描写されますが、
それ以上に登場人物の描写に力が入れられています。
主な登場人物は、国王を始めその周囲の人々、家臣、騎士や宰相といった宮廷の人々になります。
そのため、キャラ同士の会話では非常にきれいな言葉遣い、敬語がよく見られます。
また、中心となる登場人物はみんな頭がよく、
「今しなければならないことは何か」「そのために何が必要か」「何が足りないか」
などを的確に判断し、行動します。
こうした実直な考え方は、プログラマとしても役立つのではないかと思います。
「必要なことだけを的確に」「無駄なことはしない」
というのは、良いプログラムの条件ですから。
小説なら何でもこのような勉強になるかと言えば、そんなことはありません。
その小説の中だけでしか通用しない概念や造語が多く出てくるものでは、
ゲームシナリオや世界観の構築には役立つかもしれませんが、
話術の勉強になるとは限りません。
酷いものになると、素で言葉の使い方を間違えている小説もあります。
できるだけ多くの本を読んで、いいとこどりをするのがベストでしょう。
また、先に述べたように、読んだだけでは身に付けたとは言えません。
頭で思い浮かべられるだけでなく、普段の会話や面接練習などで実践し、
使いこなせるようになって初めて役に立つものです。
そこはお間違えの無いように。
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COMMENT
無題
時事ネタにも詳しくなれて、声に出せばしゃべりの練習にもなって、
その上言い回しも学べる。
まさに一石三鳥w