// 理想1
int num=893; // これを文字列にしたい!
std::string str; // 文字列格納先
str=(std::string)(num); // 無理やりキャストなんてことはできない・・・・・
printf("%s",str.c_str() );
// 理想2
std::string str="893"; // 数字にしたい
int num; // 数字格納先
num=(int)(str); // 無理やりキャストなんてことはできない・・・・・
printf("%d",str.c_str() );
あるひとつのフォーマットにしたがって書けば、実現することができます。
今回紹介するのは、lexical_castです。
[0回]
#include <boost/lexical_cast.hpp>
#include <string>
#include <stdio.h>
int main()
{
std::string str="-893"; // マイナスが入ってても大丈夫!
int i_str = boost::lexical_cast<int>( str );
printf(" 数字→文字= %d \n",i_str);
int num=893;
std::string str_i = boost::lexical_cast<std::string>( num );
printf(" 文字→数字= %s \n",str_i.c_str());
return 0;
}
/* -出力-
数字→文字= -893
文字→数字= 893
*/
boost::lexical_cast
は文字と数字の変換を自動にやってくれます。floatやdoubleでも可能です。
文字→数字にする時、文字列が"893abc"などが含まれているとエラーが出ます。
元ネタ(
http://www.kmonos.net/alang/boost/classes/lexical_cast.html)
注)
boostライブラリが入っていないとコンパイルできません。補足をどうぞ!
補足)
標準ライブラリというのに対して、boostライブラリというものがある。
標準ライブラリは標準装備なのだが、boostライブラリは入っていない。
http://www.kmonos.net/alang/boost/ のboostのインストール方法の項目を見つつ入れたい人はどうぞ。
Boostライブラリは標準に入っていない関数がいっぱいある。(入っているのもある)
Boostライブラリの使用はSTLなどのテンプレートの記述に慣れてからをおすすめする。
2年でも入れてない人は多いし、ゲーム制作に無くても全然作っていけます。
C++に興味ある人とかboostという名前空間がかっこいいと思った人は入れる価値があります。
ゲームに入れる時は、振る舞いを確認していれましょう。
今後、boost関連の記事を書くかもしれません。
byリーダ和田
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