こんにちは、有馬です。
色々書きたいことがあるのですが、1回目のお役立ち記事ということで軽めのジャブを :-P
今回はVisualStudioの見た目の話です。
プログラムを打つ時に一番見ている時間が長いのが
テキストエディタの画面です。
この
テキストエディタの画面がもし見易くなったらコーディングの効率が上がったり、目の疲れが軽減されて長時間ソースを打てたりすることができるのではないでしょうか。
以前、リーダーが
設定ファイルの入手の仕方を記事にしてたのですが、ここでは自分で設定する場合を考えていこうと思います。
[0回]
まず初めに設定したいのが色関係。
VS2008の環境で[ツール]->[オプション]->[フォント及び色]で設定できます。
恐らくVS2010でも同じでしょう。
[設定の表示]項目で、色々なところのフォントや色を変えられるのですが、今回はテキストエディタの部分だけ弄っていこうと思います。
最低限設定しておきたいところが、
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テキスト形式
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選択されたテキスト
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行番号
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かっこの一致
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かっこの一致(強調表示)
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その他エラー
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キーワード(int や void等)
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コメント(// または /**/で囲まれた文字)
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コンパイルエラー
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プリプロセッサキーワード(#include 等)
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数値
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文字列("a"等)
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演算子(+-*/等)
くらいでしょうか。(他にもあったら教えてください)
本当は全てやった方がいいんですがめんどくさいです。(というよりC++かC#くらいでしか組まないので。)
特に
数値や
演算子などは分けておくと可読性がぐんとあがります。
背景色は黒にした方が目に優しいやら白の方がいいやらいう人らがいますが僕は黒派です。
ちなみに僕の画面はこんな感じです。
(クリックで拡大)
背景は完全な黒ではなく、こげ茶を限りなく黒に近づけた感じです。
文字色も白ではなく水色を薄くした感じで、目に優しい仕様になっています。
数値はあえて変えていません。(マジックナンバーを使うことが少ないので)
全体的に落ち着いた、輝度の少ない色で構成しました。
テーマは秋の終わりみたいな?
色の設定はこれくらいです。
次は
フォントです。
フォントは基本自由ですが、
ある程度守っておいた方がいいことがあります。(プログラマとして)
それは、
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日本人なので、日本語が打てるフォントを選ぶ。
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0(ゼロ)とO(オー)の見分けがつく。(他にもl(エル)と|(OR演算子)、1(イチ)とl(エル)等)
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記号も分かりやすく見分けがつくもの。( (){}[]等 )
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等幅フォントを使う。(プロポーショナルフォントはだめ絶対!)(例:MS Pゴシックなどフォント名にPがつくものは大体プロポーショナル)
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半角の文字が全角の2分の1のサイズ。
特に赤文字に関しては注意してください。
フォントの記事を見ていると
プロポーショナルフォントの方が見やすいという記事を見かけますが、他人がそのソースをもらって開いた時にもの凄いぐちゃぐちゃになりますので、チームで開発する場合や、ゲーム会社に提出するようなソースでプロポーショナルフォントを使うのはやめましょう。(というより基本等倍です)
さらに
半角の文字が全角の2分の1というところですが、2分の1のサイズになってないフォントで、タブでインデント取った時に他人にソースを渡すと狂います。(僕はこれで苦しみました :-(
例を挙げれば僕の愛用してた
VL Gothicというフォントがあるのですが(主にLinuxなどで使われています)、このフォントは
M+というフォントと
さざなみというフォントの合成で作られたフォントだったので等幅でも狂ったわけです。(半角が全角の2分の1になってなかった)
海外のフォントを元に作られた合成フォントなどはよくこのパターンがあるので気をつけましょう!
(後、英字のみのフォントは自動的にMS 明朝などが補完されますので、ほぼ確実に狂います。)
あと調べ方なのですが、
あああ
aaaaaa
という風に打って、末尾が揃っていればそのフォントは大丈夫です。(
ブラウザではプロポーショナルフォントを使用していますので揃いません)
初期のままMS Gothicで開発するのもいいですが、この機会にフォントにこだわってみてはいかがでしょうか?
世の中には
コーディング用のフォントなるものも存在していますので、それを利用してみるのもいいでしょう!(ゆたぽんフォントなど)
もし色やフォントの設定で、僕の設定を知りたい人はラボ等で声かけてください!
では、また!
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http://blog.blueblack.net/item_121
http://news.mynavi.jp/news/2009/05/01/048/index.html
http://romly.com/archives/2010/07/fonts_for_programming.html
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